
そもそも、中途採用とは何でしょうか。中途採用とは、学校を卒業してすぐの、職務未経験の人材を採用する新卒採用と異なり、企業が、すでに同じまたは異なる業界の他社で社会人経験のある人材を採用することです。
海外では、どのような業界でも中途採用は非常に頻繁になされており、3年程度をサイクルとして転職をする人も少なくありません。また、業界によっては、1年程度で転職を繰り返し、より大きな責任や、より高い給与を獲得していくのが普通、という業界もあります。
終身雇用が一般的であった日本においては、中途採用は比較的新しい傾向であり、あまり転職数が多い候補者は企業から敬遠される可能性もあります。しかし、同じ業界または職種で職を変えており、転職ごとに、より重い責任を持つポジションに変わっている場合や、給与などの待遇が常に向上しているような場合には、実力のある候補者であるとみられることも多いようです。
逆に、業界や業種に一貫性がなく、待遇や責任も向上しない転職が多い候補者は、飽きやすい、責任感がない、などという印象を与えてしまいがちですので、書類上、または面接での自己アピールに工夫をこらす必要があります。中途採用を行う企業は、新卒採用で得られないような知識、スキルまたは経験を有する候補者を採用することを目指している場合がほとんどです。
したがって、候補者は、過去の経験や知識を存分に活かして、転職活動をすることが、成功への近道となってきます。